ピクセルからインチへの変換の仕組み
ピクセルとは?
ピクセル(px)は、デジタルディスプレイや画像上で個別に扱える最小の点です。1920 × 1080 や 1080 × 1080 のように、画面や画像はこうしたピクセルのグリッドで構成されています。ピクセル自体には物理的な大きさはなく、1インチの中にいくつピクセルが収まるか(PPI や DPI として知られる)を知って初めて物理サイズとして意味を持ちます。
ピクセルをインチに変換する方法
ピクセルをインチに変換するには、画面や印刷物のピクセル密度が必要です。基本的な式は次のとおりです: inches = pixels ÷ PPI. たとえば 300 PPI の場合、横 900 ピクセルの画像は印刷すると 900 ÷ 300 = 3 インチ幅になります。ピクセル数はそのままで PPI だけを変えると、解像度は同じでも物理的なサイズが変わります。
インチからピクセルへ – 1インチには何ピクセル?
インチをピクセルに変換するときは、単純に式を逆にします: pixels = inches × PPI. 96 PPI の場合、1インチは 96 ピクセル、2インチは 192 ピクセル…となります。300 PPI では 1インチは 300 ピクセルで、高品質な印刷に使われる一般的な基準です。PPI が高いほど、1インチあたりに必要なピクセル数が増え、結果はよりシャープに見えます。
変換ツールの使い方:1080 ピクセルをインチに変換する実例
高さ 1080 ピクセルの画像があり、300 DPI で印刷したときの物理的な高さを知りたいとします:
- 「ピクセル」欄に 1080 と入力します。
- PPI を 300 に設定します。
- コンバーターは高さを 3.6 インチ(1080 ÷ 300)として表示します。
- 代わりに PPI を 96 にすると、同じ 1080 ピクセルが 11.25 インチの高さになり、紙の上ではずっと大きくなります。
このツールは双方向に使えるので、目標とするインチサイズからスタートして、選んだ PPI では何ピクセル必要かを計算させることもできます。
サイズ設定の追加ヒント
- Web デザインでは、インチとピクセルの変換において「CSS の基準」として 96 PPI を想定することが多いです。
- 印刷用途では 300 PPI が一般的な標準です。大きなポスターなどは遠くから見る前提のため、150 PPI あるいはそれ以下が使われることもあります。
- iPhone 13 のようなモバイル画面には、1インチ当たり数百ピクセルが詰め込まれています。そのため、UI レイアウトは生のピクセル数ではなく、論理ポイント(ポイント単位)で設計されることが一般的です。